お知らせ

2025.04.30

お知らせ

MCI早期発見 脳活つながる虹広場のご案内

大田区地域包括支援センター・大田区認知症支援コーディネーターの協力のもと
6月より健康相談・フレイル予防教室を毎月開催いたします。

      日時:6/20(金) 9:30~11:30  
      場所:大森中診療所 6F        
      持ち物:動きや すい服装・飲み物・タオル

   楽しみながら健康促進! 新しい趣味を始めるきっかけ作りを提供します。
   健康への不安や疑問にも相談会にてアドバイスいたします。

【MCIとは】
MCI(軽度認知障害)とは、認知症と完全に診断される一歩手前の状態です。
放っておくと認知症に進行しますが、適切な予防をすることで健常な状態に戻る可能性があります。
①認知症になる一歩手前の段階
MCIとは、ご本人やご家族に認知機能低下の自覚があるものの、日常生活は問題なく送ることができている状態のことです。
MCIの状態で日常生活に支障が出始めると認知症の状態にあると診断されます。
MCIは健常な状態と認知症の中間の状態であり、認知症だけでなく、健常な状態にも移行しうる状態であるともいえます。
②「もの忘れ」が多くなってきた気がしたら
MCIでは、記憶力に軽度の低下がみられる場合が多く認められます。
以前と比べてもの忘れが多いと感じる場合、ご家族や周りの人からもの忘れを指摘されることが多くなった人は
もの忘れ外来への受診をおすすめします。
ただ、日常生活(家事や移動、買い物、金銭管理など)には支障がでていない場合が多く、
今後必ず認知機能が低下するというわけではありません。
③早めの対策で認知症を予防しよう!
MCIでは、1年で約5~15%の人が認知症に移行する一方で、1年に約16~41%の人は健常な状態になることがわかっています。
そのため、早期から認知症予防の対策を行っていくことが重要であり、
適切な認知症予防対策を講じることで、健常な状態への回復や認知症への移行を遅らせることが期待できます。
    出典:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 「MCIハンドブック」より



お知らせ一覧を見る