
健診をお受けになった皆様へ
結果をお返しいたします。それぞれの検査項目については、同封の用紙を参考にして下さい。健康診査の判定で要経過観察、要治療と判定された方は以下の項目を参考に日常生活を注意しましょう。
高血圧と判定された方
- 自宅での血圧測定を行い、普段の血圧を把握しましょう。
- 塩分を控えめにしましょう。
→ 加工食品を控え、酸味や香辛料、香味野菜を利用すると、塩分を控えやすくなります。 - バランスのとれた食事を心がけましょう。野菜や果物を毎日とりましょう。
→ 肉の食べ過ぎに注意し、魚もきちんと食べるようにしましょう。 - 食べ過ぎに注意しましょう。
→ 太っている人はやせるだけで血圧が下がることがあります。 - 禁酒、節酒が必要です。
→ よくお酒を飲む人がお酒を控えると血圧が下がることがあります。 - 禁煙しましょう。
→ ニコチンや一酸化炭素は血圧を上げます。
アルコールの適量とは・・・アルコール量20gです。
アルコール量20gとは、ビールだと500ml。日本酒では1合、ウィスキーダブルで1杯、焼酎20度ロックで3杯、ワイングラス2杯となります。
*適量以上連日の飲酒を続けると生活習慣病になりやすくなります。
脂質異常症と判定された方
- カロリーを控えましょう。
- 脂肪の摂取を抑えましょう。特にコレステロールを上げる動物性の脂肪(魚以外)を控えましょう。
- 食物繊維は、腸内でコレステロールの吸収を妨げますので、積極的にとりましょう。
- 夜遅くに食事をしないようにしましょう。
- 禁煙しましょう。
糖尿病と判定された方
- 日常生活に運動を取り入れましょう。
- 肥満の解消に努めましょう。
- カロリーを摂りすぎないようにしましょう。
- 脂肪分の摂りすぎに注意しましょう。
貧血と判定された方
- 鉄分を多く含む食事を心がけましょう。
- ビタミンCは鉄を吸収しやすい形にかえてくれますので、積極的にとりましょう。
- 酢や香辛料などを使った料理は胃粘膜を刺激し、胃酸の分泌を高め、鉄分の吸収をよくします。
- 緑茶、コーヒー、紅茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を悪くするので摂りすぎに注意しましょう。
肝疾患と判定された方
- 肥満を解消できる食事量、食事内容にしましょう。
- 禁酒を行い、バランスのとれた食事を心がけましょう。
高尿酸血症と判定された方
- 太っている人がやせると尿酸値が下がることがあります。
- アルコールやプリン体を含む食事を控えましょう。
- 水分を多く摂り尿酸の排泄を促しましょう。
高尿酸血症と判定された方
- 太っている人がやせると尿酸値が下がることがあります。
- アルコールやプリン体を含む食事を控えましょう。
- 水分を多く摂り尿酸の排泄を促しましょう。
尿酸が高く高尿酸血症になりやすい食品
ビール・干物・えび・かつおぶし・レバー(牛・豚)など
心電図、胸部X線所見で要経過観察、要治療と判定された方
判定に従い、受診の必要のある方は受診しましょう。
