検査結果の見方

健康診断結果報告書の見方

身体測定

BMI 体格指数のひとつです。BMI22前後の方が健康的であるといわれます。
BMI25~30未満:Ⅰ度肥満
BMI30~35未満:Ⅱ度肥満
BMI35~40未満:Ⅲ度肥満
BMI40以上:Ⅳ度肥満
腹囲 おへその高さで息をはいた状態で測定します。ウエスト値ではありません。
腹囲が基準値を超えると、内臓脂肪が蓄積している可能性があります。
メタボリック
シンドローム
★内臓脂肪:腸の周囲にある脂肪のことです。この内臓脂肪が過剰に蓄積すると、血圧の上昇、血糖値の上昇を起こし、中性脂肪の増加によるHDLコレステロールの減少という複合的な病態が生じます。この一連の代謝を「メタボリック」と呼び、メタボリック症候群のことを「メタボリックシンドローム」と呼びます。
【メタボリック判定】
STEP1で肥満の状態を「腹囲」で判定します。STEP2で「血圧」「血糖」「脂質」による判定を行います。判定結果は「非該当」「予備群該当」「基準該当」「判定不能」で表されます。

血圧測定

〈血圧とは〉
血圧とは、動脈の中を血液が通るときの圧力です。

〈怖い高血圧〉
高血圧が長期にわたって続くと、自覚症状なく静かに進行し、脳卒中、心筋梗塞、腎障害、眼底出血等、命にかかわる状態に至る事もあります。

*血圧は、常に一定ではなく、季節や一時的な緊張、感情の高ぶりなどで変動することもありますので、日を改めて何回か測定し、自分の血圧がどの範囲にあるかを把握しておくことが大切です。

尿検査

尿糖 尿中のブドウ糖を調べます。(+)の場合、糖尿病が疑われますが、血糖値とあわせて判断します。
尿蛋白 尿に蛋白が出ているかを調べます。(+)の場合、腎臓や泌尿器系の疾患が疑われます。
尿潜血 尿中に出現した血液を調べます。(+)の場合、腎臓や膀胱からの出血が疑われます。
(女性の場合生理で(+)になります。)
便潜血 便に含まれる目に見えない血液を検査するもので、消化管、特に大腸ポリープやがんの早期発見に役立ちます。
胸部X線 肺炎や肺結核などの肺の病気や心肥大、心臓の病気などがないかをみることができます。
胃部X線 バリウムを飲んで、食道から胃、十二指腸までを調べる検査です。
心電図検査 不整脈、心臓の肥大などの心臓の病気がないかをみる検査です。

貧血・炎症反応

白血球数 高いと体内のどこかで炎症を起こしている可能性があります。風邪・虫歯・喫煙により、高くなることがあります。低いと、膠原病や血液疾患が疑われます。
赤血球数 低いと貧血が疑われ、高いと血管に血液がつまりやすくなることがあります。
ヘモグロビン
ヘマトクリット

糖代謝

空腹時血糖 血液中のブトウ糖の量を示します。食後は一時的に上昇しますが、高すぎるときには、糖尿病の可能性があります。
*食後10時間未満の方は、140mg/dl以上で境界型糖尿病、200㎎/dl以上で糖尿病の可能性が高くなります。
HbA1c
(NGSP値)
ブトウ糖とヘモグロビンが統合したもので、過去1~2か月の平均的な血糖値の状態を反映します。
*当健診センターでは、国際標準化に伴いNGSP値も併記しております。従来の基準値はJDS値となります。

腎機能

BUN(尿素窒素) 腎臓機能を調べる検査です。腎臓病等の手がかりになります。
クレアチニン
eGFR
尿酸 高いと、痛風が疑われます。

膵臓・肝臓・胆嚢

TP(総蛋白) 血液中の栄養分である蛋白質の量を計ったもので、栄養状態の指標となります。
アルブミン
ZTT 肝臓の検査の1つで肝炎、肝硬変、膠原病等を調べる手がかりになります。
TTT
総ビリルビン 高いと、黄疸や肝機能障害が疑われます。
GOT(AST) 主に肝炎や肝硬変・脂肪肝で高くなります。
GPT(ALT)
LDH
γ-GTP 肝臓、胆嚢に異常があると高くなります。また、アルコール性肝障害でも高くなります。
ALP 主に、肝臓や骨、小腸に異常があると高くなります。
アミラーゼ 消化酵素の一種ですが、膵炎などがあると高くなります。膵炎は、アルコールをたくさん飲んで いる方がかかりやすい病気です。

脂質

LDL
コレステロール
悪玉コレステロールとも呼ばれ、この量が多いと血管内壁に蓄積して動脈硬化を進行させます。最後は血管をふさいで血液の流れを遮断し、心筋梗塞や脳出血等を起こしやすくさせます。また、喫煙していると高くなります。
HDL
コレステロール
善玉コレステロールとも呼ばれ、この量が低いと脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が高くなります。
TG(中性脂肪) 高いと、内臓脂肪も正常より多くなっている可能性があり、メタボリックシンドロームを引き起こす危険性があります。低いと栄養状態が低下している可能性があります。食後は高値になります。また、喫煙していると高くなります。
眼底検査 眼底は、体内の血管を直接見ることができる唯一の場所です。動脈硬化症、高血圧症、 糖尿病、白内障、網膜剥離などを見つけることができます。

*従来、「高脂血症」といわれていた病気は「脂質異常症」という名称に変更されました。

2012.4作成 大森中診療所健診センター

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